上毛新聞 平成22年1月8日掲載

――衆院選は自民王国・群馬も大敗した。県連会長に就任し、再生の重責を任された。
厳しい結果になった原因は我々の内にあるとの反省に立って、党員や県民の意見をよく聞き、立て直しに全力で取り組む。特に広報活動に力を入れ、開かれた県連にすることが大切だと思う。支部長不在の支部は早急に後任を決めたい。公募も一つの方法だろう。ただし、地元に精通し選挙に勝てる候補であることが前提。

――夏には自身の参院選がある。戦略は。
衆院選は子ども手当に象徴される民主党の選挙目当てのマニフェストにやられた面もある。
鳩山政権には長期的な展望がない。参院選はこの国をどのような国にしていくのか、国家の将来像を各党が示して国民の判断を仰ぐべきだ。景気、農業、八ツ場ダム問題など危急の課題も多く、自民の考えをしっかり打ち出していく。

――新年の抱負を。
政治信念である「心豊かな人づくり、活力あふれる国づくり」を進めていく。教育や経済は国の発展の礎だ。まじめに働く人が報われる思いやりある温かい政治を行う。