この度外務大臣を拝命致しました。大変変化の激しい国際社会におきまして我が国の国益を実現するために、私は外交の責任者としてしっかりと取り組んでいきたいと思っています。
私は国会議員として当選して以来、外交の問題にも一生懸命取り組んできたつもりでございます。
国会には各国の議会との友好議員連盟がたくさんありますが、私は数多くの議員連盟に所属し、いくつかの議員連盟では会長や副会長、役員を務めて参りました。
そのような経験から申し上げますと、やはりこの外交というものは政府間レベルのみならず、議員間レベルでの交流なども非常に重要であると感じていたわけでありますが、何よりも首脳同士の信頼関係を構築することが大事だと痛感しております。

麻生総理は以前外務大臣もお務めになり、各国との幅広い人脈や、首脳とのお付き合いもあり、総理大臣として外交にも先頭に立って活躍して頂けると確信しております。私は外務大臣という立場であらゆる機会を通じ、私のカウンターパートである各国の外相等との信頼関係を築き、総理の外交の手助けをし、一体となってやっていきたいと思っています。
私自身ももちろん外務大臣として努力していきたいと思います。日本の安全と繁栄を確保することは我が国にとって大変重要な国益でございますが、そのために私は日米同盟の強化に努力し、そして韓国や中国等の近隣諸国との協力関係の推進に真剣に取り組んでいきたいと思っています。同時に北朝鮮の問題に関しましては、拉致や核の問題、ミサイルの問題など、それを包括的に解決に向けて全力を尽くして参ります。
さらに世界の平和と安定を必要とする我が国と致しましては、国際社会に於いて日本の地位にふさわしい役割を果たすということが大変重要であると思います。特に国際的なテロ対策への参画というものが必要であり、補給支援活動の継続のために全力で努力を続けていく次第です。
私は明日から総理に同行しまして国連総会に出張致します。気候変動、アフリカ開発など、国際社会の諸問題に我が国が積極的に取り組んでいくということを総理と共に世界に向けて明確に発信していきたいと思っています。また米国を始め、中国やその他の国々の外相などと精力的な会談を行うということで今調整中でございます。以上です。よろしくお願い致します。